【質問】 コルベット「ソヴィエツク」について教えてください.

 【質問 kérdés】
 コルベット「ソヴィエツク」について教えてください.
Kérem, mondja meg korvett Sovetsk-ről.

 【回答 válasz】
 プロジェクト22800「カラクルト」型コルベット(ロシア側呼称小型ロケット艦)の2番艦.

 2015年12月23日,海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将が,建造を報道に公開.
 12月24日,サンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で1番艦「ウラガーン」(後にムィティシと改名)と共に起工.

 2017年11月24日進水.
 式典においてロシア連邦海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは,海軍が「タイフーン」を非常に待ち望んでいるとし,
「それが設定された契約時期に進水した事に満足しております」
と述べた.


 その後,「タイフーン」は「ソヴィェツク」と改名.
 ソビエトとは特に関係なく,カリーニングラード州にある街の名前に因む.

 当初,2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定だったが,サンクトペテルブルクの工場『ズヴェズダー』が製造するディーゼルエンジンM-507D-1-01の納入が遅延した事により,引き渡しも遅延.
(当初のスケジュールでは『ズヴェズダー』からのディーゼルエンジン供給は2017年4月の予定だった)
 航行試験の開始時期も再三に渡り延期され,最近では,2019年5月16日に出航する予定となっていたが,これも延期.
 ようやく2019年5月20日,最初の航行試験を行なう為,『ペラ』造船所の岸壁を離れ,ラドガ湖へ出航.
 乗組員及び試験実施チームは,第1段階試験プログラムである,艦の航行性能及び一連の居住保障システムの機能の点検を実施.

 5月28日までに「ソヴィェツク」はラドガ湖での最初の試験を終え,『ペラ』造船所へ帰還.

 その後,「ソヴィェツク」はクロンシュタットへ移動し,6月19日にバルチースク基地へ向かった.

 バルチースク基地到着後,6月28日からバルト海での航行試験を開始.
 工場引渡委員会の代表が艦の乗組員と共に,機動性及び速力試験を実施し,全ての集合体,システム,ユニット,航法及び電波工学装置の動作を点検.

 航行試験中,7月15日までに『ペラ』造船所へ帰投.
 7月28日の『ロシア海軍の日』には,1番艦「ムィティシ」(2018年12月17日就役)と共に,サンクトペテルブルクのネヴァ川の観艦式(主要海軍パレード)へ参加.

 観艦式が終わった後にバルト海での試験を再開.
 8月9日には76mm砲AK-176の砲撃試験を実施.
 標的は仮想敵水上艦を模した海上盾だった.

 8月18日には,AK-176及びAK-630M 30mm機関砲による対空射撃試験を実施.
 標的として,艦隊の海上航空隊の航空機が,発光要素が鎖状の視覚で提示される照明航空爆弾を投下.
 砲から空中目標への砲射撃を成功裏に終えた.

 2019年10月12日,就役.
 バルチースクにて同艦の海軍旗掲揚式典が開催され,式典にはバルト艦隊司令部,造船企業の代表,バルチースク海軍基地のロケット艦艇連合部隊の将兵が参加.
 ロシア連邦国歌が鳴り響く中,艦へ聖アンドレイ旗が掲揚された後,国家受領委員会は,工場製造者からロシア海軍への小型ロケット艦の受領証書へ署名した.

 10月14日,艦名の元となったカリーニングラード州のソヴィェツク市との間に,後援協定を締結.

 「ソヴィエツク」はスティルス性を考慮した艦体を持ち,排水量約800t.
 最大速力30ノット.
全長:約67メートル
幅:約11メートル
航続距離:2500海里
兵装:ミサイル複合体「カリブルーNK」,AK-176MA砲1基,AK-630M砲2基
 将来的には対空防衛複合体(パーンツィリ-M?)の装備も考慮されている模様.

 【参考ページ Referencia Oldal】
https://flotprom.ru/2019/Испытания33/
https://flot.com/2019/ДеньВмф5/

(図表No. faq191026sv,こちらより引用)

2019.10.27

  • 最終更新:2019-10-27 03:36:46

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